動画編集は内製化と外注どっちがいい?|メリット・デメリットと判断基準、ハイブリッド活用まで解説

自宅オフィスでノートPCを使い動画編集をする人物
SNSやYouTubeで発信を続けたいけれど、動画編集を自社でやるべきか外に任せるべきか、入口で足が止まっていませんか。一度内製化に挑戦してみたものの、思うようにクオリティが上がらず時間ばかりかかってしまった。そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。内製化・外注それぞれの得意不得意と判断基準、両方を組み合わせるハイブリッド活用まで、YM企画がまとめました。

動画編集の内製化と外注、メリット・デメリットの全体像

内製化と外注には、それぞれ得意な場面と苦手な場面があります。費用・工数・クオリティなど5つの軸で、まずは全体像を比較していきましょう。

内製化のメリット・デメリット

動画編集を内製化する最大のメリットは、外注費をかけずに済む点と、修正や差し替えを社内の判断だけで進められるスピード感です。ブランドトーンや世界観を細部までコントロールできる自由度も魅力と言えます。一方でデメリットもあります。担当者の習熟には時間がかかり、最初のうちはクオリティが安定しません。編集業務が本業を圧迫し、他の仕事にしわ寄せが出るケースも起こり得ます。

外注のメリット・デメリット

外注の最大のメリットは、プロのクオリティを安定して得られる点と、社内の工数をほとんど使わずに済む点です。撮影のノウハウや構成力も、依頼先の経験から借りられます。デメリットは、当然ながら費用がかかる点です。修正のたびにやり取りが発生し、意図がうまく伝わらないと、思っていたテイストと違う仕上がりになる場合があります。発注から納品までのリードタイムも、内製より長くなりやすい点には注意が必要です。

内製化と外注の比較表

内製化と外注の違いを、5つの軸で整理すると次のとおりです。

比較軸内製化外注
費用人件費・機材費が中心都度の外注費が発生
工数社内の時間を多く使う社内の工数は少ない
クオリティ担当者の経験値で変動プロの水準で安定しやすい
対応スピード社内判断ですぐ動けるやり取りの分だけ時間がかかる
柔軟性ブランドトーンを細部まで管理できる依頼先の体制に左右される
動画編集の内製化と外注の違いを費用・工数・クオリティ・スピード・柔軟性の5軸で比較した図解

どの軸を重視するかは、動画の本数や目的、社内の体制によって変わります。続いて、内製化で特につまずきやすいポイントを見ていきましょう。

動画編集を内製化する場合につまずきやすい3つの壁

内製化を検討するなら、事前に知っておきたい壁が3つあります。

  • 編集ソフトの習熟にかかる時間
  • 著作権処理の見落とし
  • 素材管理・バックアップ体制の不備

実際に内製化へ挑戦した企業の多くが、これらの壁のどこかでつまずいています。1つずつ見ていきましょう。

編集ソフトの習熟に時間がかかる

Premiere ProやCapCutなどの編集ソフトは、操作を覚えるだけでも一定の時間がかかります。カット・テロップ・音声調整といった基本操作はすぐに慣れても、見栄えの良いリズムやテンポ感を出す編集は経験を積まないと身につきません。「操作はできるようになったのに、なぜか素人っぽく見える」。そんな壁にぶつかる担当者は多いといわれています。習熟の途中で挫折し、動画制作自体が止まってしまう場合もあるので注意が必要です。

BGM・フォント・画像素材の著作権処理を見落とす

動画に使うBGMやフォント、画像素材には、それぞれ利用規約とライセンスがあります。フリー素材のつもりで使っても、商用利用の申請やSNS投稿での利用条件を見落としがちなので気をつけましょう。内製化を始めたばかりの担当者は、この確認作業を後回しにしてしまいます。公開後に権利者から指摘を受け、動画を非公開にせざるを得なくなったケースも報告されています。素材を選ぶ段階で、利用範囲を確認しておく必要があります。

撮影素材の管理・バックアップ体制が整わない

動画編集の内製化で挫折しやすい「操作習熟」「著作権処理」「素材管理」の3つの壁を示したイラスト

内製化で編集を続けていると、撮影データや素材ファイルがパソコンやスマートフォンに散らばりがちです。「あの動画の元データ、どこに保存したんだっけ」。編集中にそんな状況に陥ると、探す時間だけで数十分が過ぎてしまいます。バックアップを取らないままハードディスクが故障し、過去の素材が丸ごと消えてしまった事例も報告されています。撮影のたびに保存ルールを決め、クラウドなどに複製を残しておくと安心です。

内製と外注、どちらを選ぶべきかの判断基準

一般論だけでは判断できません。自社の状況に当てはめて考えられる3つの軸を紹介します。

動画の本数・頻度で考える

内製化と外注のどちらが向いているかは、月にどれくらいの本数を作るかで変わってきます。制作本数が少ないうちは、外注費が割高に感じられるかもしれません。一方で継続的に本数が増えていくと、外注費の総額が膨らみ、内製化の方がコストを抑えられる場合もあります。損益分岐点になる本数は、担当者の人件費や機材費によって変わるため、一概に「月〇本から」と言い切れるものではありません。自社の制作ペースを見ながら、費用感を定期的に比較していくとよいでしょう。

動画の目的・用途で考える

動画の目的によっても、内製化と外注どちらが向いているかは変わります。SNSに毎日投稿するようなカジュアルな短尺動画は、スピードと更新頻度が命なので内製化との相性が良好です。一方で採用動画や会社紹介、商品プロモーションのように、長期間使い続ける動画では話が変わります。クオリティの完成度が問われるため、外注が向いています。両方の性質を持つ動画を作る会社では、用途によって内製と外注を使い分ける発想も有効です。

社内のリソース体制で考える

動画の制作頻度とクオリティ要求度から自社に最適な選択肢(内製・外注・ハイブリッド)が判明するマトリクス図

動画編集にどれだけの人手を割けるかも、判断を左右する軸です。専任の担当者を置ける会社なら、内製化に挑戦する余地が十分にあります。他の業務と兼任しながら編集を担当する体制では、更新が滞ったり品質にムラが出たりしやすいので注意が必要です。専任者を置けない会社ほど、外注やハイブリッドで補う選択肢を検討する価値があります。3つの軸を1つずつ見るのではなく、組み合わせて自社の状況を整理してみましょう。

内製と外注、両方の壁を越えるハイブリッドという選択肢

内製と外注は対立する選択肢ではありません。組み合わせる視点を持つと、判断の幅が広がります。

ハイブリッド運用とは何か

ハイブリッド運用とは、内製と外注を工程ごとに使い分ける進め方です。企画や撮影は社内で担当し、編集だけを外部に任せる分担もあります。日常的なSNS投稿は内製にして、採用動画やCMなどの大型案件だけ外注にする方法も一案です。工程単位・コンテンツ単位のどちらで分けるにしても、重要度に応じて役割を組み合わせて考えていきましょう。

YM企画のAI活用×手作業編集モデル

YM企画も、内製と外注の間を埋めるハイブリッドモデルを実践しています。テロップ入れや粗編集といった定型作業はAIを活用して効率化し、浮いた時間を構成の作り込みやブランドトーンの調整に充てます。仕上げの部分は人の目と手を通すため、AIだけに任せる場合よりも意図やニュアンスがずれにくいのが特徴です。内製ほどのリソース負担がなく、外注ほどの固定コストもかけずに始められる点も強みと言えます。一部の工程だけ試してみたい会社にも、柔軟に対応しています。

テロップ・粗編集のAI効率化とプロのコンテ・トーン調整を組み合わせたハイブリッド動画編集モデルの仕組み

💡 YM企画のハイブリッドモデル

テロップ入れ・粗編集などの定型作業はAIで効率化し、構成の作り込みやブランドトーンの調整は人の手で仕上げます。内製ほどの負担なく、外注ほどの固定コストもかけずに始められるのが特徴です。

内製化・外注どちらが向いているか迷ったときの選び方

ここまでの内容を踏まえながら、内製化・外注・ハイブリッドのどれから始めやすいか、最後に整理してみましょう。

内製化から始めやすい会社の特徴

内製化から始めやすいのは、次のような会社です。

  • 月数本程度の少ない制作本数
  • ブランドトーンの社内管理を重視
  • 編集担当者と時間の確保が可能

これらの条件に当てはまる会社は、まず内製化で小さく始めてみても、大きな失敗にはつながりにくいはずです。

外注・ハイブリッドが向いている会社の特徴

反対に、外注やハイブリッドが向いている会社には、次のような特徴があります。

  • 継続的な発信による多い制作本数
  • 専任担当者が不在の体制
  • クオリティの安定を重視

複数の項目に当てはまる会社ほど、外注やハイブリッドで補う道を検討してみるとよいでしょう。

判断に迷ったらYM企画に相談する

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どちらの特徴にも当てはまらない、あるいは両方に当てはまる会社も多いはずです。そんなときは、内製・外注・ハイブリッドのどれが自社に合うか、一度整理してみませんか。YM企画では、代表夫婦が元・建築業界で現場管理を担当していた経験を活かし、進行管理や品質管理の視点から発注側の悩みに向き合っています。動画編集の内製化と外注、どちらが向いているか一緒に整理したい方は、30分無料の動画活用相談をご利用ください。LINEやカレンダー、メールフォームから気軽にお問い合わせいただけます。

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